2016年11月19日

突撃☆御本人1 〜片倉小十郎重綱(二代目小十郎)さん〜

突然ですが。

いやあ…ついに!
アノお二人にお目にかかる事ができました。

そう、それは今をときめく
真田左衛門佐信繁さんと片倉小十郎重綱さんです!!!。

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先日仕事で故郷:仙台に帰った時に、仙台城趾にまた登ってみたら、
伊達武将隊の皆さんが…なんとこの組み合わせでいらっしゃいまして。
え?二代目小十郎さんはまだしも、何故左衛門佐さんが仙台城にって?。
世の中真田人気だからって、便乗するのも大概にしろいって?。

いやいや…戯れ言をすみませんwwもう皆さんおなじみですよね。
そうなんです…史実的にはアノ話。


大坂の陣の時、
息子娘を大坂城に連れて来ていた信繁。
道明寺口の戦いで相見えた伊達軍、
その先鋒が小十郎重綱(二代目小十郎)。
信繁は伊達との戦いの後に、
徳川本陣を急襲し最期を迎える事になるのだが、
その前に(一説には前夜)次男:大八と娘達を重綱に託した…と。
(長男:大助はやはり…お父さんと運命を共にしたんですね…)

その後、
伊達家と片倉家は徳川幕府の追求を払いのけ、
真田家の子供達を片倉の家に入れ、
真田大八を片倉守信として守りきり、
もう大丈夫となった後年、
守信の息子:辰信の時に真田姓に復姓させた。
因に、長女:阿梅は、小十郎重綱の後室となっている。

干戈を交えた敵に我が子の命を預け、
また預けられた方も命がけで敵の子女を守った。
そういう数奇な運命で結ばれた片倉家と真田家。

(当ブログでも以前、伊達家、片倉家、真田家と、
長宗我部元親アニキとの繋がりも絡め、こういうの書きましたが…↓
『「竜の兄さん、俺の孫を頼むぜ!」 byアニキ  〜2〜』
http://ikiikien.seesaa.net/article/203667713.html )


なので!、
真田信繁さんは片倉重綱さんの岳父って事で、
二人は義理父子って事で、
伊達武将隊に信繁さん重綱さんが数年前現れた時から、
これは凄い!お二人の写真撮れたらな〜ってずっと思ってまして。


とゆ事で。

カメラを向けると…ポーズ決めて下さったんですけれども!、
(迫力ありました☆)
実はこの画、ホームビデオで撮った元々は動画で、
ブログに映像乗せるのに、
動画ファイルを小さくするソフト持って無くて(トホホ、
今はすみません、そんな訳で連射写真を貼る事にします^^;。
(ゆくゆくは加工して動画貼りたいっす☆)

ではでは、
貴重なツーショット行ってみます!。
(因に背景は現代の仙台市。青葉城趾本丸からの眺めでございます!)


「それでは…行くぞ!良いかな?」
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「ずんだ…」
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「…餅!」
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という事で。

……カッコいいですね!!!。
お二人とも決まってます!!。

重綱さんはものっそ顔ちっちゃ!で、
目力がハンパ無く凛々しくジェントルな若武者。
信繁さんはお義父さん…というにはやはり若過ぎな、
(歴史的には48歳だけど、まあそれはねwww)、
男っぽい、赤備えがお似合いの岳父さん。
寒い中だったんですけれども、ホントにありがとうございました!!。



ホントにね、
史実的にはあり得ないツーショット…、
自分的に今更ながら…なんか…すんごい感慨深いなあw。
今って…平成って平和な時代で良かった!!!。


……んーと。

そうじゃなくて!、

それだけじゃなくて!www、

今回のブログのタイトルは「突撃☆御本人」な訳ですよ!、
訊いてみたかった事を訊いてみたです!御本人に!!。


では!重綱さんに直撃!
「果たして『真田丸』には重綱さんと左衛門佐さんの話は出るのか??」

重綱さんはうーんとちょっと考え、こう答えて下さった。
「先週の段階では親父殿(小十郎景綱=初代小十郎)がドラマに出ていたんじゃが、
史実だと当時、親父殿はもう病床にあり、
本来ならわし(=重綱)が大坂には出陣しているハズ。

しかしまだわしのキャストは無い。
舅殿の娘息子(=阿梅&大八)は、親父殿と御屋形様(=伊達政宗)が引き取る…、
という形になるのではないかと思う。」


ええー残念だなあ…。
重綱さんは史実的にも勇将でイケメンの誉高いのになw。

つか!、
キサマはナニを質問してるんだよwww。
訊かれた方も困っちゃうよねwホントにすみません^^;。



まあでも…やっぱり『真田丸』は西方の話が中心だし、
どうも「コスパがいい大河」とか言われてるんで…、
キャストをこれ以上は増やさないのかもしれないし、
景綱さんと重綱さんの所を描く時間も無い…という所なのかな。


さあさあ!どうなるんでしょうかね!大ラス『真田丸』!。
史実のように子女を伊達家は託されるんでしょうか!!。

最終的には信繁さんは亡くなる訳だから悲劇的なんですけれども…、
子供達に未来を開き託す、という道も残した所、
「決して諦めない真田」という感じがビシビシして、
個人的には好きなのですが!!!。

そして。

皆さん、仙台城趾にお越しの際は…、
是非伊達武将隊の皆さんを探してみて♪。
色々仙台の話を教えてくれて頼り甲斐があるし、
一緒に写真撮るのって!旅の良い思い出になるし☆。


☆名前について☆
この記事の中で「重綱」さん表記になってるのは、
伊達武将隊の方でお名前が「重綱」さんなので。
二代目小十郎さんは元々「重綱」だったけど、←父「景綱」さんからの偏諱(へんき)
後に、徳川家綱に遠慮して「重長」に改名。←将軍に遠慮するのはよくある例
因にうちのタグは「重長」さんになっとります
posted by 夏草 at 23:20| Comment(0) | 武将隊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月22日

災害の国に生きる

鳥取の大地震…余震が続いているそうですね。
恐ろしいし危険ですが…どうか皆さん、お気を強く…。

日本は自然災害の国。
特に東日本大震災からこちらは…もう日本列島は、
そういうモードに入ってしまったという感じですね。
私の実家も東日本大震災の被災地にあるので、
その後起こる地震が本当にひとごとには思えません。

自然の脅威と恵みと共に生きていく。
すごく大変だけど…我々の宿命とも言えるのかな…。

私たちも自然の一部として…共に生きて生きましょう。
…共に…諦めずに。
posted by 夏草 at 23:17| Comment(0) | 一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

19日22時台、21日8時台に本拠地:小政サイトに拍手下さった皆様

休業中のサイトでございますが、
御覧いただき有り難いかぎりでございます。

こちらのブログでは、まだまだ歴史のよもやまを
ヨロヨロ書いて行くつもりですが、
またいつか小政漫画を復活させたいという野望も
実は持っております…(野望が空回りでトホホでございます…。

拍手ありがとうございました☆。

posted by 夏草 at 23:11| Comment(0) | 拍手御礼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月28日

この世の歌姫と3 〜宇多田ヒカル〜

メジャーな彼女。
人気者の彼女。
カッコいい曲作る彼女。

……でもなんだか…いつも寂しそうで、
聞いててすごく気になった。
素敵な音楽だけど泣きの音楽。
鋭いけど胸に痛い詩。

その原因、
彼女の背中に張り付いた孤独は、
もしかしたら……独特の親子関係から来るものなのか…。

私自身も色々ある実両親を持っていたため、
ちょっとそんな想像を勝手にしていた。
渦中にあると傷つくこと、無視しなければならないこと、
考え過ぎること、受け止め過ぎること、
想像することしないこと…。
そんなことごとを勝手に。


そして。

半分引退のような宣言から月日が過ぎ、
朝ドラの主題歌を聞いた。

彼女の泣きの歌がゆっくりと暖かい声になっていた。
お母さんになったって聞いたっけ。
彼女の見ている景色は変わったようだ。

そしてでも…相変わらず少し哀調なのだけれど…それは生きている事の哀しみ。
生きている証の哀しみ。



新しいアルバム。
通して聞いてじんとした。
歌が上手いとか詩が良いとか曲が素敵とか…、
それは確かに…それはそう。

だけどそんなんじゃない。
そんなんじゃないものが波のように押し寄せて。
一人の人の物語が(それは同時に同時代の沢山の人の物語となって)
まざまざと広がって。
……胸がキュッとなった。


歌って凄い。
音楽って凄い。
宇多田ヒカル。
あなたはやっぱり素晴らしい歌姫。

生きていくって悲しくておかしくて…辛くて美しくて…素晴らしい。
凄いものに出会うといつもそう思う。

これからもあなたの人生を聞かせて欲しい。
ラベル:歌姫
posted by 夏草 at 23:06| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月27日

9月21日に小政本拠地サイトへの拍手、ありがとうございます

>17時に拍手下さった方

御礼が遅くなりました。
本拠地と言いながら、
ただ今小政サイト開店休業状態でございます…(トホホ。
いつかもうちょっと時間が取れるようになったら、
また小梵とかも描きたいです。

拍手ありがとうございました。
posted by 夏草 at 01:10| Comment(0) | 拍手御礼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月22日

ただ今!政宗公が東京に!!

伊達政宗ファンの皆さん、
そして、
「真田丸」での政宗様の扱いに、
イマイチ釈然としないものを感じていた皆さん!!(わはははははは、

ただ今!東京日本橋の三井記念美術館にて!

『松島瑞巌寺と伊達政宗』展が絶賛開催中でございます!!。

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会期は 9月10日(土)〜11月13日(日)
休館日 月曜日(ただし10月10日は開館)と10月11日(火)
あとね、途中で展示物を入れ替える予定があると(後述しますね)

詳しい事はこちらを⇒
http://www.mitsui-museum.jp

こちらの美術館、規模はそれ程大きくは無いのですが、
皆様御存知の通り、伝統と風格を備えた、
いかにも東京都心の洗練された大人な美術館ですよね。

なんか今回も…東日本大震災復興祈念という事もあってか、
決して展示点数は多くは無いんですけど、
核心をつくような「おおーーー!コレが来てるのか!」的な、
価値あるものばかり見られて!、
お時間のある方はホントに是非是非足を運ばれる事をお勧めします。


自分なりに見所を紹介しますと…、

まず、伊達家の「塵芥集」が来ております!。
これは政宗公のひいお祖父さんの伊達稙宗公が作った、
領国統治のための名高い「分国法」ですね。

そして、
伊達家の正史である「伊達治家記録」から、
性山公(輝宗)時代の一冊と、貞山公(政宗)時代の一冊が。

特に性山公の方はね、
ちゃんと「政宗公が生まれた事が記録されてる所」が展示されてますよ!!。
ちゃんと「梵天丸」って書かれてる。
実物で見ると感慨無量だなw。

貞山公の方は、
「牟宇姫が生まれた記録の所」だったです。
この姫を政宗公はとっても可愛がったそうですね。

そして。

秀吉が主催した「吉野の大花見大会の時の和歌」、
あれが見られる「吉野懐紙」もありました。
展示されている箇所は…


「はなのねがひ(花の願い)」
おなじくは あかぬこゝろにまかせつつ ちらさで花をみるよしもがな


「はなをちらさぬかぜ(不散花風)」
とをかりし 花の木ずゑも匂ふなり 枝にしられぬ風やふくらん

でした。
噂に聞く美しい装丁の巻物になってたよ…。
でもこれは10月10日(月)までの展示らしいです。

あとね、
政宗公の達筆な書簡とか和歌とか漢詩とか。
政宗公は「当代随一の能筆」と当時は言われ、
三井美術館の人もそう説明している=認定してるという事で、
書に関して全く門外漢の自分も、
流麗な文字だな(くらいしか分からないながらw)…とじっくり拝見しました。

そしてそして。

なんと…瑞巌寺の秘仏、五大明王が勢揃いされています!!。
地元でも自分、こんなの今まで見た事無いよ…。
秘仏だから滅多に見られない上、こんなに近くで、
そしてこんなに明るい所で見られるなんて。
展覧会の良い所はそういう所ですよね。
近くじっくりとこれも拝見しました。
素朴で力強いなあ…。平安期のお像だそうです。

あと、茶室もしつらえてありまして。
茶道も深く愛した政宗公の佇まいが感じられます。
お茶室が素敵v。


更に!!!。

政宗公の書簡が結構あったよ♪。
小田原に参陣した時の様子を国元に書き綴った手紙とか
(あのセキレイの花押が文末に…)
浅野長吉に宛てた手紙も。

で、ですね!!、
例の「家康からの百万石のお墨付き」が!、
10月12日から(11月13日まで)
の展示だそうです!!!。


いやあ…この書状ってさ、
夜叉掃部こと井伊直孝が、
破ったとか焼いたとか言われてるヤツですけどね、
なんとなんと…現存してるんですよ。

いつぞや、
徳川家当代御当主が伊達家当代御当主を仙台に訪ねた時、
一緒に仙台市博物館でコレ見て、
伊達さんが「領地をくださると言ったのに」と徳川さんに言ったら、
徳川さんが「今そんな事言われても…領地なんて全然持ってないし」と
笑い話になったという例のアレですねwww。


そして!!!。


こちらも!!来ていらっしゃいますよ!!!。

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すんごーーーく近くで見れます。
政宗公と言えばコレ!…という弦月の前立、
そして…シックでカッコいい黒一色の漆の五枚胴具足。
だがしかし!!、
この伊達ブラック鎧の展示は…9月30日まで!!。
各々方急がれよ!!!。


あとね…あの有名な「紫地にいろんな水玉が飛んでる陣羽織」ね、
(正しくは「紫地羅背板五色乱星」らしいがw)
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/syuuzou/04_fukushou/02.html

これも来てるんですよ!。
だけどだけど…コレって
明日(9月23日)までの展示
だったの!。
自分も実は今日行ってみて分かった…。
そうと知ってればもっと早くブログに書いたんだけど…トホホ。

その代わり、
10月1日から10月14日まではこっちが来るらしい↓
(正しくは「黒羅紗地裾緋羅紗金銀モール陣羽織」らしい)
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/syuuzou/04_fukushou/index.html

どちらもオシャレ好きな殿様らしいデザインですね。


更に更に更に。

このお像に…↓、

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このお像も!!
(左が五郎八姫/いろはひめで、右が愛姫/めごひめ)↓

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本当に間近で見られます。
通常は瑞巌寺や、確か円通院などに大切に安置されているので、
こんなに近く拝見出来るのは滅多に無いと思います。

それでね、解説にもあったんだけど…、
こうやって三人並んでるのを見たらね、
お像だけど政宗公と五郎八姫似てるだよ!!!(わははははは。
顔の輪郭とか鼻の形とか…やっぱり親子だね。

とても臨場感があるというのか、
歴史の息吹を身近に感じられる展覧会でした。
久々に政宗公にお目にかかった気分になり(わはは、
ソレガシとても感銘を受けました……。


とゆ事で。

おまけ 〜その1〜

展覧会を出てすぐ、喫茶室がありまして…。
スイーツ食べました!!!。

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これね、凄いんですよ。
右に見える黄色いロールケーキは、
キャラメルクリームが入っていてほろ甘苦いんだけど、
これが…「政宗公の好んだ伊達巻き(伝説ですけどねw)をイメージした」
らしいんですよ!!!。

そこにアイスクリームで出来た「独眼竜」と、
ずんだ餅までついてる!!!。
これは…食べないわけには行かぬ!!って事で…いただきました♪。
前立てのチョコも良かったです♪♪♪。


おまけ 〜その2〜

あのですね。
もう御存知の方も沢山いらっさると思うんですけども、
(そして当ブログも以前に書いた事ある)
仙台城址には立派な政宗公の騎馬像がいらっさるわけですけど、
あの高さだと…カッコいいけど見上げなくてはならないですよね。

でもね。
城址の近くに「政宗様と目を合わせる事ができるスポット」があるんですよね。
そう!それは…三の丸跡にある仙台市博物館のお庭。

そこに…こんな感じで…政宗様が↓

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この胸像は、天守台の騎馬像と同じで(あちらが二代目)、
胸の部分だけが残った…というもの。
戦時中に金属を供出しなくてはならなかった時、
初代の政宗公騎馬像も一度は出されたものの…
こうして胸から上が残ったと。
幾ら軍事下といっても…、
やっぱり藩主の像を煮溶かすなんて忍びない。
そういう感じでこの胸部は残ったらしい…。

おかげで今日、胸像の前に立つと…、
壮年の政宗公とすんごく近く、正面から向き合う事が出来ますよね☆。

これ、実家帰ってもなかなか写真を張る事が出来なかったんですが、
展覧会でこの写真が絵はがきになってたので…買いました^^;。
ちなみに上の写真も全て絵はがきになってて買えます。


夏には岡山でも政宗公と伊達家の展覧会ありましたが、
(あちらは歴史的な展示物の他に、
イラストレーターの正子君也さんによる、
美麗な伊達家中絵巻も展示されてたようで、
それはそれで行ってみたかったんですけど…残念だったっす)
東京はもうちょっと規模は小さいと思いますが…こちらも凄いです。

今日は雨だったんですけど、なかなかに盛況でした。
静かで落ち着いた展覧会なので、
ホントに政宗公とじっくり会う事ができます♪。

自分も後半もう一度行こうかな。
「百万石のお墨付き」がまた見たい^^。
ラベル:瑞巌寺 伊達政宗
posted by 夏草 at 20:29| Comment(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月07日

2016年の神

今日はまた…歴史のよもやまとは全く違う話題で。

『シン・ゴジラ』です。

実はツレが特撮ヲタなのと(というか主に東宝系ヲタ)、
でもって、
自分も女性としては特撮ファン(というか主に円谷系)の方だと思うので…、
以前から見に行こうと言っていたんですけど、やっと実現。

うーーーーんんん。
みんなが「面白い」「興味深い」と言っていた意味がよく分かった。
私ももう一度見に行こうと思います。



以下ネタバレありますんで、未見の方は読まないでくださいね☆。



『シン・ゴジラ』については、
全く情報を入れないで見に行ったんですけど、
第一作にとっても寄せて作られてるんだな…と思って見ていたら、
舞台は「ゴジラに初めて遭遇する平成の日本」なのだそうで。

このシン(新・真・神)ゴジラの恐ろしさは、
ホントに大きな厄災、全く大震災そのものですよね。

そう、ゴジラは少なくても2つの脅威の象徴ですね。
人智を超えた太刀打ち出来ない自然の脅威と、
人智を超えた太刀打ち出来ないテクノロジーの暴走。


我々だってみんな、
あの日より前から薄々分かっては居たんです…。

予見された大災害は非情なまでに大災害であろう事。
あの技術がいざという時にはとんでも無い事になり、
誰にも止められない事態を招く事。
そして、
その時日本の政府や政治家が、
きっと全く使いものにならないだろう事w。

そんな事が現実化し、否応無く我々を飲み込んだあの日。
悲嘆と混乱と絶望と共闘と再起と…希望。
耐えて持ち堪えて助け合って…乗り越えようと努力して来た日々、
そして今だそれは続く日々。


だから、
「『シン・ゴジラ』は日本人のための映画。
こんなの日本人以外全然面白く無い」って、
外国人留学生の感想コメントが話題になっていましたが、
それは当然といえば当然でしょう。

あの日を経験している我々、
あの深刻さに溺れそうになった我々には、
この『シン・ゴジラ』はもの凄い圧で迫って来たんですよね…。

3.11を自分のものとして受け止めた人々にとって、
『シン・ゴジラ』のリアリティは凄まじく、
5年という歳月の力で大震災の脅威が異化されたような作品だと
映画館の暗がりで息を飲んで見入ってしまいました。

だから、
そういう風に大震災と共存していない外の世界の人には、
この映画は頗るつまらないのは全く当然です。
「ただ会議してるシーンばかり」という評価ですが、
あそこにこそ大震災のデジャブがある訳ですからね…。

今後海外でも公開されるという話ですが、
この作品をそういう目線で感じられる人が…、
どれだけ居るのかなあ…。



でもさ。

逆に言うと…じゃあ今までの日本製ゴジラって、
一体海外を意識して作った作品なんて…あったんでしょうかw?。
(配給先に海外を想定していたとしても)
そして世界もまた、
この「超ローカルな変わった世界観」「反グローバルな味わい」を、
寧ろ楽しんでるんだとばかり思っていたけどw。


で。

何故、自分の国を蹂躙するゴジラが、
こんなに長く日本で作られ続けたのか?、
何故こんなに愛されて来た=必要とされて来たのか?、
いつもそんな事をつらつら考えつつ見ていたシリーズでしたが、
日本で作られたゴジラには、
ホントにもの凄く日本の負の心象風景が託されていたんだな…と、
あらためて今回実感しました。


だから、
アメリカで作られたゴジラが何故面白く無いかと言えば、
あれは単なる「モンスター」だから。
ただの巨大なUMA、ただの巨大なトカゲ、ただの巨大な何か…に過ぎないから。
彼等は「ただそう見えるものが見えただけのもの」に過ぎないから。


日本人にとってゴジラはそういう「見たままのもの」では無い。
形態の中に内包されている核の脅威のように、
我々日本人が畏怖して来た、或は常々直面させられてきた脅威、
それに蹂躙され容易には勝てない恐怖、そこからのサバイバル、
困難な戦い、自責自問自答…等々、
沢山の意味、イメージで出来上がったものがゴジラなのですね…。


先の留学生のコメントには確か、
「アメリカへの恨みなんて今更関係無い」という一文もあったようですが、
それに相当するシーンだって…単なる「アメリカ恨み節」じゃないですよね。
あれは日本人自身へも向けられたシーン。

「(広島・長崎についで)三度目の核攻撃」という事への日本人としての苦しみ、
それを阻止できないかもしれない、
自国の滅びを手をこまねいて見ているしかないのだろうか…という究極の自嘲、悲嘆、
自分的にはこれはかなり苦いもの、鋭いアイロニーだと感じています。


でも大ラスは。

「困難な中でも我々は最善を尽くしている」
「我々はまだまだやれる」

この一連の言葉もまた、
大震災を経験した日本人に大きく響いたのではないでしょうか。
大打撃の直後はそれは悲嘆にくれました。
それ程の大きな脅威に打ちのめされたからです。
だけど…我々はできる事をできるだけして、その窮地を皆で支えた。
まだ克服したとは言いがたいとしても、真剣に頑張って来た事、
そういう一種の自負も…心の内に芽生えた人々は少なく無かったと思います。

『シン・ゴジラ』は、
一時はとうていその蹂躙から日本を救えない感じで、
ホントに心配で恐ろしかったんですけれども、
しかし、
急速にやや楽観的な大ラスになって…。

でもだって一応娯楽映画ですしw…、
ちゃんとエンドマークをそれなりの清々しさで迎えられて良かったと、
エンドロールでホントにホッとした自分でした。


それにしても。

ゴジラは2019年に最新作が公開されるらしいんですが、
なんとこれ…アメリカ版の新作らしいんですよね^^;。

先に「アメリカ版ゴジラはただのモンスター」と書きましたが、
それは以前、アメリカ版を作ったエメリッヒも自覚していて、
「でもゴジラを世界的に通用するキャラクターにしたいと思った(から、ああした)」
って言ってるらしい。

そんな目線で…三度目のアメリカゴジラかあ…。
やっぱりゴジラには「見えるもの以上の何か」を付加できないと、
想像力をかき立てられながら見るのは難しい。
でないと…「ただのモンスター」。
またモンスターパニックものになるんじゃないかと…不安ですwww。

しかも!!、

今度はモスラもキングギドラもラドンも出るんだって!!。
ええ〜〜アメリカにはこの三人は貸さないって、
東宝は言ってたのに〜〜(三人って^^;)。


ここだけの話…ゴジラシリーズの中で自分は実は……、

キングギドラが一番好き

です!!!(わははははははははははは。

着ぐるみなので…ちょっと胴が太くて不格好ですが、
不安定な三つの首をくねらせ、
キロロロっと鳴きながら光線を吐く金の龍。
ちょっと頼りない羽で宙だって飛べちゃう!!!(わははははは。


だから…改造されて人に乗られた時は…もの凄くショックだったよwww。
…アメリカ版でも…何かされたらどうしようwww。

一時は全宇宙最凶とまで言われた、禍々しく、
神格化された、もの凄く強い(ハズ)のキングギドラなんですけど…、
彼にとっては、
ゴジラではなく「全世界向け思考&嗜好」が目下の最大難敵ですなwww。


☆追伸☆
有名な俳優さんがたっくさん、ほんのちょっとの役でも出てましたね。

一番分かったのは…自衛官として戦車に乗ってた斎藤工さん。
後で調べたら…「第一戦車一中隊長:池田」って役で。
「撃て!」って…あああ〜〜歯が立たない!池田危うし!!!。
ピエール瀧さんも自衛官。
(あと個人的には、
防衛大臣:余貴美子さんの超タカ派っぷりが、←メインキャストだけど
「うわあ〜〜www」ってなりました)

あとは…片桐はいりさんとかw、
小出恵介君とか古田新太さんとか松尾スズキさんとか…、
モロ師岡さんとか…みんなゴジラ好きだね。

その気持ちは分かる!!(ぇ。

実はその昔…近所でゴジラの撮影があった事が。
その時「逃げ惑う一般人のエキストラ募集」があった。
自分は!どうしても!参加したかったんだけど…、
実は当時たまたま足を骨折してまして(トホホ)走れなかったので、
応募すらできなかった……(涙。
ああ…一度くらいゴジラから逃げ惑ってみたいです…。
posted by 夏草 at 20:36| Comment(0) | まんがとかアニメとか映画とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする