2018年01月12日

すべてのはじまり すべてのおわり

『デビルマン Crybaby』を…やっぱり見てしまった。


☆完全ネタバレあり。作品を未見の方は読まないでね☆


個人的に…とても印象深い作品だった。
ずっと長い間知りたかった、見たかったものが見られた、というような、
遠い旅路の果てに…やっと辿り着けた一つの結末、というような。
しかし心は…とても切ない。


湯浅政明監督のインタビューなどでも言及されていた通り、
あの原作を最後まで、監督の感性で描ききったもう一つの『デビルマン』。

湯浅政明監督というと…自分的には『ケモノヅメ』だ。
絵柄的にはグラフィックなデザインのキャラクター達が、
プリミティブで生々しく過激に…そしてユーモラスにどんどん動き回り、
アニメーションもストーリーも変幻自在にメタモルフォーゼして行く。

時に荒々しく血みどろで、
時に行き過ぎて狂おしく、そこが可笑しく、哀しく、
時に放埒でエロティックな物語。
(好き嫌いはきっと大きく分かれるだろうけど)色々な意味で圧巻だった。

そしてその監督が『デビルマン』を作るという。

そして監督は「これは飛鳥了の物語」と言っていた。


私も実はずっと…飛鳥了の思う所を知りたいと思っていた。
デーモンと人間の戦いでデビルマン=不動明を破り、
堕天使サタン=飛鳥了は彼の亡骸に語りかける、原作のあのラストシーン。

あの時、飛鳥了は本当は何を不動明に語りかけていたのだろう?…と。



『デビルマン Crybaby』の不動明は、元々慈悲の人だ。

(神と悪魔の世界観はキリスト教的だが)慈悲というより…「大悲」の人のようだ。
他者の苦しみや悲しみに感応して、その人のその人々の辛さを泣く。
その人その人々に代わって泣く…のだ。
人々の嘆きや苦しみを身の内に入れてしまう人。
それを一緒に悲しんで心に寄り添う、我知らず寄り添ってしまう人。

そしてそれを言うなら…最初から本作の不動明は「受容の人」だった。
子供の頃から不動明の心は大きく開かれ、人を人々の悲しみを受け入れ受け止めた。
人を愛する事に躊躇が無い。
その意味で強い人。


「了も泣いてる」

小さな犬の死に直面して、
飛鳥了の心に点りつつあった「それ」を明は言い当て、代わりに泣いた。
小さな、泣く事もできなかった了の代わりに泣いたのだ。

飛鳥了はそれでも…長い間少しも気付かなかった。
本当は彼の心にも「それ」が点った事を。
美樹がそのクラスメートが、そして不動明が、
飛鳥了へ手渡そうとしたもの、託そうとしたもの。
それがなんなのか…彼は気付けなかった。
その存在を信じていなかったから。

しかし最後に…「それ」がなんなのか、それが自分の中にも点っていた事、
そして不動明から託されていた事、受け取っていた事に気付いた瞬間、
飛鳥了は慟哭した。


明、明…この感情はなんだ
応えろ明……

飛鳥了がその心に愛が点っていた事を悟った時、既に全ては決していた。
彼が唯一愛を感じていた不動明は既に失われていた。
一番大切なものだったはずなのに。

身のうちの愛に気付いた時、同時に全てを失っている事に気付いた。
不動明は滅び去った。
了から見て、
感情というものを持った人間はそれ故に弱く、
人間を弱くしているその究極のものは…愛の感情。
それ故に不動明も滅ばざるを得なかった…。


それを、その愛を知ったのと引き換えに、計り知れない喪失が了を襲う。

弱さはとは忌むべき、排除すべきもの、敗れ去ってしかるべきもの。
そして最上の者、すなわち強者として生き残ったのは自分なのだ。
本来なら何を悲しむ事があるのだろう…。
それなのに。


不動明は慈悲の人、愛の人。
それを受け取った飛鳥了の周りに広がるのは…永劫の孤独。
もう不動明は居ない。
自分はたった一人残されたのだ。
これからも…たった一人。



この結末を皮肉とは思わない。
原作が「これが人間の本当か!」と絶叫したものも、
『Crybaby』で飛鳥了が慟哭したものも、表裏のもの、背中合わせなものだと思う。
相反しながら二つながらに存在する、同じ所に宿るもの。
そしてそのような在り様が…まさに人間なのだ。

飛鳥了にとって、
矛盾だらけの無力な存在が消失して…残ったものは果てしない孤独。
すべてのはじまりはすべてのおわり。
すべてのおわりはすべてのはじまり。
不動明や牧村美樹を、皆を破滅させた飛鳥了の慟哭が…今も胸を離れない。
posted by 夏草 at 00:17| Comment(0) | まんがとかアニメとか映画とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月08日

蘇るヒーロー

いやあ…2018年はもうね、
新春から世間が飛ばしてらっさる…つかもうぶっ飛ばしですな。

個人的にヒーローが子供の頃から大好きなんですが…、
今一番好きなヒーロー、一つ前のエントリーにも書きましたが、
『タイバニ』!!!…ついについに、再始動!!!!!。

ああああああああ……この日をどんなに待ち望んでおったか!!!。
ああああああ…感慨無量でございます。

思えば…大晦日〜新年のあけおめ声優大会では、
とっくに平田さん森田さんは御存知だったのですね!!、
その上であんなパフォーマンスだったのですね!!。

あああああああ……胸熱過ぎる………。

ええもうアクティブユーザー(別名ATM)の一人として、
ますます頑張りますぜえええええええ!!!。
滾ってますぞおおおおお!!!(わははははははは。


あとね。

この所、
うちのブログの↓のエントリーを見に来る人が多くなってまして。

『愛ゆえに…お前の全てを奪いたい』
http://ikiikien.seesaa.net/article/252405120.html


うーん…また『ベルセルク』が何かあったか???と思っていたら。

いや!!なんと……『デビルマン』ですね!!!。

あああああ…これも凄い…凄過ぎる!!!。
湯浅政明監督で2018年版『デビルマン-Crybaby- 』が、
NETFLIXでこの5日から配信なんですと!!!。

ああああああ……『デビルマン』大好きなんですよ……。
その上、湯浅監督の『ケモノヅメ』も大好き!!!。
くはっっっっっこれはもう見るしかないっっっ。

…と思いつつも、
このバージョンって結構血みどろな予感が^^;。
最近血みどろが意外と苦手になっておりまして…(トホホ)。

うーんでも……飛鳥了出てるし!これは見ないと!!。
そして今日は休日!!!…これは……見ないと…いかんな!!。

あああああ。

諸々の感慨を越えて、見る事ができたらば…
また感想書こうと思います☆。

あ、最後に歌貼っときますね↓。

『デビルマン -Crybaby version 』
(終わってもそのままにしておけば…、
原曲の『デビルマン』も引き続き聞けます♪)

https://www.youtube.com/watch?v=diuexInkshA
ラベル:タイバニ
posted by 夏草 at 02:07| Comment(0) | まんがとかアニメとか映画とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

平田さん森田さんで ゆく年くる年w

2018年!あけおめ ことよろ でございます!!。


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大晦日深夜から、平田さん森田さんがBSに出演されて…、
なんと『タイバニ』でゆく年くる年しちゃったです☆。

いやあ…なんという年末年始。
なんて耳福な始まり……。
今年はこのままノリ良く生きていきたいと思いますね(ふふふふふ)。
今年もまだまだ同人本作っちゃおうぜ!と内心決めましたw。

いや、いいんです、別にアテクシ達アクティブユーザー(別名ATM)でも。
じっくり二期お待ちしてますんで…(ふふふふふふ)。


しかし…森田さんの『逃げ恥』も良かったけど、
平田さんの『男女逆転大奥』が…凄かったです、ええもう。

万里小路有功さんを平田さんが演じられる日が来ようとは!。
家光様も朴璐美さんだったので…洋画吹き替えじゃん!と突っ込んでしまいましたが、
いやいや…大人は違うなwww。

実写の堺雅人さんの有功さんって…平田さんが演じたより、
良い意味で若くて可愛いですよね。
あれはあれで良いし好きだけど…平田さんのはなんつか…大人。
ああいう感じで来るとは思って無かったので、
ああ〜アニメ版も見てみたいなと、
平田さん、有功さん演んないかなと…思いましたです^^;。

朴璐美さんも大好きです。
やはり『鋼の錬金術師』が世の中的には一番なんでしょうけど…、
個人的には、『BSR』の上杉謙信様がすんごく好きだなwww、
ああいう難しい役柄を(どっちに転んでもビミョーになりそうな所を)、
もの凄く気高く美しく大人に演じていて…あれは本当に好きだし、
(ああだからこそ、かすががああなるんだよね!凄い説得力ある)
朴璐美さんて偉大!!と今だに心底思っております。


…という訳で。

今年もこの調子で行くと…お城&歴史と『タイバニ』同人として、
去年同様、二足のわらじを履き切れないかもしれませんが(わはははは、
今年はなんとかもう少し…両立させたいと思いますです!!。
↑去年もそんな事言ってた気がす^^;

ではでは、今年も一年頑張っていきましょう〜〜〜〜!。
posted by 夏草 at 18:34| Comment(0) | まんがとかアニメとか映画とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月26日

2017年をしめくくる「お城祭り」

12月22日〜24日、
横浜で「お城EXPO2017」が開かれまして。

いやあ〜この会場の隣のホールじゃ、
福山雅治さんの年末恒例、連続コンサートやってるんだよ…。

もうね、
そうでなくても世の中クリスマスまっただ中、
横浜のクリスマスといったらカップルだらけの中、
ここに来るような人はね…命知らずの??の城スキーだ!!!(ぇ

勿論自分も…行って来ました♪。
ええ、そうです、城バカですよ〜自分も立派な(わはははははははは。
もうね、開催中は毎日お城三昧で過ごせます♪。
一日目は友人と、二日目はツレと、三日目は一人で行って来ました♪。
↑もはやつける薬無し


で、
ちょっとレポートなどしますれば…。

まず、著名な先生方のお城や歴史にまつわる講演が沢山あって。


小和田哲男先生、小和田泰経先生そして笠谷和比古先生の
『関ヶ原合戦をめぐる諸問題 〜豊臣家の動向を中心に〜 』では、

<徳川家康が上杉景勝を討ちに北進していた時、三成達が挙兵する訳だけども、
最初は、淀殿や大坂方三奉行は「三成と吉継をなんとかして欲しい」
(=争乱を平定して欲しい)と家康に書状を出して援助を求めていたのに、
その後の4日間で三成達にオルグされた形になり、
いつのまにか家康の立場は反転、謀反人とされてしまったのが本当の所>と
笠井先生が史料をひきながら力説されていて…これが本当に面白かった。

出来事が定まってしまった後世から見ると、どうしても、
「最初から全て決まっていての事件=最初から家康は大坂方の敵」と取り易いけど、
そもそも家康の立ち位置がそういう風に変化した…という事、
これがあると色々な事が合理的に説明できますね。

近年は関ヶ原の戦い自体、豊臣家の内紛という捉え方だし、
家康がこの頃は豊臣を滅ぼそうなどと露程も考えていなかった説も、
このような流れだとより納得が行く。


本郷和人先生の『戦国夜話 〜前田家の城〜』もすご〜く面白かった。
先生は「そもそも何故城を攻めるのか?」と。

ヨーロッパのお城や城塞都市は街道を取り込んでいるから、
ここの城門が閉まってしまうと…街道が封鎖される事になるので、
どうしても行軍勢力は、街道確保のために城塞を攻め落とさなくてはならないが、
日本の城はそもそも街道の上に立ってる(街道を取り込んでいる)のは極少数、
寧ろ街道の脇にあるから…攻めなくてもいいのではないか?、
スルーで良くないか?…という所から始まりまして。

そうなんですよ…私も常々そこが疑問だった。
スルーできるような規模の小さいお城って結構あるじゃないかと。

まあしかし…アレですよね、
不用意に通りすぎて背後を衝かれるのが怖いので(=所謂後詰め)、
通り道の城は砦規模でも制圧するか、
別部隊=備えを置いて睨みを利かせつつ、
本隊の軍は目的の場所へ進んで行かなくてはならないと。

こんな所から「日本に於ける城を落とす意味」のお話、
凄く面白かったです!。

そして、
金子拓先生の『信長の天下戦略と長篠城攻防戦』も、
史料を沢山ひいてのお話で、とても刺激がありました。

ちょっと前まで織田信長という人は「第六天魔王」が災いして?、
何かもの凄いドラスティックな革命児、
徹底的な合理主義革新者…みたいなイメージで語られたと思うのですが、
昨今は研究が進んで…実は既定路線からの秩序維持に尽力した、
ある意味非常に従来の王道的な考え方をする人、
という風に捉え直されて来てると感じるのですが、
金子先生の論は更に押し進めたもので、
これも信長像として様々に納得が行きました。

平山優先生は、
『武田氏の両国拡大と城郭』というテーマでしたが、
自分的には、
武田に見られる築城の「鍬立て/くわだて」というものに
かねがね疑問がありまして。
ちょうどその部分も解説があり、
「武田氏は最前線の城を落として自軍のものにすると、
その城を一度破却して<鍬立て>を行う。
これは、敵方の城を壊してから自分の城と再生するという意味を持った、
一種の呪術的儀式>だったのでは…」という事で、
おおー!!…そうだったのかと。

武田軍ってまだまだそういう所あったのかも。
山本勘助だって、結構陰陽師的軍師で、
天候やら日取りやらで出撃日や戦術を決めたりした事もあったというし。

歴史小説家の伊東潤さんとミリタリー・ライターの樋口隆晴さんの
『城を攻める 城を守る』も興味深かった。

自分はどうしても歴史的な所から城を見がちだけど、
そもそもお城は戦のためにあったものなのだから、
実際の戦略や戦術を考えるという視点は、
曲がりなりにももう少し鍛えておかないとなあ…と思いました。
その方がますます、お城の縄張りの意義や場所の意義も理解できるので。

山中城の事を「双頭の蛇」と形容していたのが、
とても分かりやすかったです!。

三浦正幸先生の『天守の構造と意匠を見直す』や、
諏訪間順先生と黒田基樹先生の『北条氏の領国と城』も、
分かりやすく、しかも内容が盛り沢山で楽しかった。


そして会場には…、
ここぞとばかりに集められたコアな本や地図、
城プラモデルに段ボール甲冑、
お城&歴史グッズが販売されていたり、


↓見て見て!「山中城ワッフル」!(わははははははははは)
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各地の自治体や歴史関係機関、お城後援会?から沢山出店があって、
各地武将隊の皆さんと写真撮ったり、


↓「名古屋おもてなし武将隊/ノブ様と踊舞(とうま)さん」
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無料のワークショップやらトークショー、
お城の様々な資料、ポストカード、バッジ等々…無料でもらえたり。


↓松江城の武将隊の皆さんとじゃんけんして勝たせてもらいw、
 ペーパークラフト「松江城』ゲット!!(自分で作りましただ!)
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更に、
お城の研究発表やら、
お城ジオラマ製作の方達の作品やお城写真の発表やら、
日本100名城&続100名城のパネル展示、
そして…ゆるキャラ…などなどが展開。


↓今年は大活躍!直虎ちゃんと家康クンです☆
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そして…凄いジオラマから2つ…。
(すみません、制作した方が三人おられるのですが、
どれがどの方の作かちょっと不明)
岐部博さん、二宮博志さん、長谷川進さん…作。


↓当ブログ的に「仙台城」
 懸け作りの再現が凄いです!!
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↓やっぱり華麗だな「安土城」w
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ちょっと疲れたら……
↓「武将ケーキ」www
 これ…インスタ映え?だけじゃない!!凄く美味しかった!!
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そして…最後に。

頑張れ熊本城!!!。
アテクシも及ばずながら…一口城主でございます。
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……コミケとちょっと似たような空気の(わははは、
お城スキーの大祭典でございました。

皆様お疲れ様でした☆。
とっっっても楽しかったです☆☆☆。
ラベル:お城EXPO
posted by 夏草 at 00:39| Comment(0) | 歴史の周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月18日

いつか晴れる日に

 『おんな城主 直虎』…終わってしまいました。
またもや…目から大量の汗がとめどなく…、
もうドラマ終わった時はツレに呆れられる大惨事に…^^;。


歴史上の井伊直虎は本当に…、
本能寺の変から数ヶ月後に亡くなったとされています。
なので…ドラマでも本能寺が起ったら、
殿は亡くなってしまうんだなと思っていたのですが。

歴史上の直虎を考える時、
彼女の人生の厳しさ壮絶さはいかばかりか…と思っていましたが、
この物語の直虎さんも、
あんなに「金無し 人無し 経験無し」の所から、
本当に泥まみれ、時には血まみれになって、頑張って生き切った。

本当に素晴らしい殿でした。

そして脚本の森下さんには心からお礼を言いたいです。

このような資料の少ない人物をあんなに生き生きと魅力的に、
そして沢山の歴史的なポイントを抑えて、
更にその上にフィクションを加えて行くという…本当に素晴らしい作品でした。

戦国時代と言うと…派手な合戦とか戦略謀略に目がいきがちというか、
それも面白いのですけれど、
今回のように大家の影で非常に苦労の多い小さな家を、
その日常から政治から戦から、
そしてそういう視点から見る、見える戦国時代の様相を、
情熱を持って描いて下さって…本当に嬉しかった。

本当に並々ならぬ手腕ですね。

右も左も分からなかった直虎は、
皆の気持ちと力に支えられ、やがて応えて行けるようになり、
そして…皆を守るようになれて行く。
そういう直虎の生き様はちゃんと積み重ねられたものなので、
万千代や井伊谷のみんなの心に種として植わり、
少しづつ…でも確実に育って行く。

彼女の人生が沢山の苦しい経験から来ていて、
そしてそれにも関わらずどれだけガッツに溢れ、
そしてそして…どんなにしたたかに強いものだったか、
皆(我々視聴者も)よく知っているから…今日の感動があるのですよね。


ドラマで万千代のがやっと元服する時の「直政」の由来、
「ああ、それで有名な方の「小野道好」ではなく、
「小野政次」を役名にしたのか…」ととても感動しました。
更に、私個人は歴史上の、
<直政が元武田軍を統率する事になるくだり>が好きなのですが、
このドラマでは、家康が直政に武田の遺臣を付ける時、
「家を潰してはならぬという先代の井伊殿の志の通り、
武田をお前に任す」というシーンになっていて、
ああ、このドラマならそういう風になるよね…と。
とても筋の通った、しかも史実に合致する展開で本当に胸熱でした。


最初は…一人の小さき人:直虎。
その人が諦めずに、そして地道に大きな事を巻き起こして行く様、
その紆余曲折に心を揺さぶられながら…、
でも晴れ晴れとした気持ちで、この最後まで見届けました。


晴れ晴れとした…青空。
殿には青空が似合います。

さようなら、殿。
私も殿が大好きでした。
posted by 夏草 at 00:13| Comment(0) | 大河ドラマ☆おんな城主 直虎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

弓神、派出所へ行ったってよ

『刑事ゆがみ』

はあ〜〜
2時間ほど前に終わりました…。

ハラハラドキドキの怒濤展開で…食い入るように見ちゃったよ。

まさかバディ二人とも捕まっちゃうなんて!。
もうこりゃホントに皆でこの寒空の下、東京湾の底か!!!などと…、
途中、半笑いで目が据わっていたと思います、アテクシ…(ははははははは。


ロイコ事件がクローズアップされた時から、
横島不二実(←いつもながら名前凄いなwww)が弓神を追いつめ、
復讐しようとする話を最後にもって来るんだろうなって思ってはいたけど、
こういう展開とは考えていなかった。

このドラマの凄い所は、
刑事ドラマにありがちな紋切り型のオチを避けていて、
でもトリックとか奇をてらってるわけでは無い所。
それは…様々な人の心理を中心に描こうとしているからですね…。
(最終回も、弓神さんが闇堕ちしてしまうとか、
警察を辞職しなくてはならなくなるとか、
死んでしまうとか無くて良かったよ…^^;)
しかも…シリーズの最中に様々なキーワードが鏤められていて、
最終回にそれがいろいろと収束して行く感じで…感慨深かった。

しかし、
何と言ってもまずは、
俳優さん達の存在感がとても魅力的でしたね。

もうね、何回も賛辞を贈りますけど…、
浅野忠信さんのあの懐深い、大人な洒脱さって凄い魅力的で。
そしてどんなにちゃらんぽらんに見えても、
彼はヒズミちゃんを全身全霊で守ろうとしている。
あれが本当にかっこ良いしキュンキュンします(映画『レオン』みたいな感じ…)。

で、神木隆之介クンがまたいい感じに正反対な色を出してて。
ああいう役所って下手するとホントにダメダメな感じになる所を、
神木クンはホントにカッコ可愛く演じていて…脱帽しました。

稲森いずみさんの大人なセクシーさのある菅能係長も、
女を捨ててる訳では全然無くて案外と正直に独身を悩んでて、
でも結構べらんめえで頼り甲斐はあって、
でも結局やっぱり部下を信じてる所が好き。

山本美月さんのボーイッシュでちょっと幼さの残るヒズミも、
大きな表情が印象的で、それは最終回の迫真の演技に繋がってて。
とても心に残る造形でした。

あと…やっぱりオダジョーは悪役似合うねwww。
ああいうの得意だよね?(言われてもww。
浅野忠信vs.オダギリジョーは過去に何本か映画あったけど、
絵的にもホントにすごく良いよね、あの二人って。

そしてそして。
物語の方は…横島不二実も杳として行方知れず、
弓神さんは降格処分ではあるけど、警察に残れたし。
今や弓神さんより上の立場となった羽生クンは、
弓神巡査を使える立場でもって、現場で出くわしちゃってるし。
(バディ復活…したいよね!!羽生クンwwww)

うーーーーーーーん、
これはもう…映画か二期!ありますよね!!!。
いや断言しよう!!絶対にある!!!(キサマ何言ってるwww)

ていうか、
おおおーーーーーーBlu-rayBOX発売決定ですと!!。
はあああああ今回はホントに嬉しい!!!。
何故ならば!、
ホントに今朝、うちのビデオが突発的に壊れてしまい、
これでは「刑事ゆがみ」の最終回が録れない!!
(=パニック)となったので…^^;。

ホントに楽しく切ない『刑事ゆがみ』。
こんな素敵なドラマを見られて良かった。
キャスト&スタッフの皆さん、本当にどうもありがとう。
本当に大好きですv。
posted by 夏草 at 00:57| Comment(0) | ドラマとか舞台とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

ロス×ロス

うーーーんんん。

終わってしまいますのお…。
大好きなのに…終わってしまう…。
今からもう喪失感が半端ないです…。


何がって言うと…『直虎』と『ゆがみ』です。
いやあ…こんなにドラマを真剣に入れ込んで見たのって、
ホントーーーに久しぶりでした。

『直虎』は、
大家の間で揺れるか細い葦のような井伊家が逆襲に転じてからは、
イケイケになってワクワクするんだろうな!!…と想像していましたが、
いやいやとんでも無い!。
森下脚本の容赦無いシビアな展開で、
とても切なく胸熱く……涙が毎回溢れましたさ!。
ずっと見て来ているからこそ、なんだか毎回泣いてしまって。

でも…もの凄く充実感があって、
本当に楽しかった。

少ない史実を元にしながらも歴史的ビッグネームに頼らず、
森下脚本は自由闊達で、人間描写も味わいがあり
人間関係の綾がものすごく表現されていて、
それ故に哀しい事理不尽な事も沢山起こり、
その中から皆で未来を掴んで行くという…
歴史とは人が紡ぐもの、という感じがとても良かった。

内容の濃い見応えのある大河ドラマでしたね。
『独眼竜政宗』とか『黄金の日々』とか、
『獅子の時代』とか並と言っても良い程自分的には好きでした。

思えば、
小さな井伊谷をおとわと鶴と亀と龍雲丸、そして沢山の、
「一人では小さな力」を皆集めて…守りきったというお話だったかと。
そしてそこから傑物の井伊直政が生まれ出た…と。
こうして考えてみると…なにかファンタジーものの王道のような感じさえしますね。

柴咲コウさんを初めとして、
俳優の皆さんもそれぞれとてもハマっていて好もしく、
(光石研さんの明智光秀もとっても良かった)
どの人を見るのも楽しかった。

なので…次回で最終回なのかと思うととっても寂しいですが、
でもしばらくは思い出してじんわりして、
…やがてにっこりできそうです。

ていうか、
私も思うんだけど…数年後に再び、
「井伊直政」やりませんか!大河で!!!
(わははははははははは。

あの家康がどうやって天下人になって行くのか!、
行けるのか!、
そこに関わって来る「井伊の人々」。
あ、そうだ!!、直政さん早死だから、
直政さんだけでなくて直孝さんまで行けばいいんじゃね?。
(↑言われてもwww)

などと…妄想は果てしなく続くのでありますwww。



そして『刑事ゆがみ』。

これも…本当に久しぶりに手放しで好きだな〜と思える刑事ものでした。

人物描写の洒脱さと内容の繊細さ、
そして特筆すべきは早い展開と見せ方の上手さも、
(最初に毎回のテーマみたいなものを、
弓神と羽生で見せる所、あれが面白くて秀逸でしたね)
画面に釘付けにさせられる要素で、
『直虎』と『ゆがみ』は自分的にホントに珍しく、
一度リアタイで見てから録画を2回くらい見る…
というくらいの中毒症状が…。

俳優さんも好きな人ばかりで…、
特に浅野忠信さんは昔から大好きだったのだけど、
彼は映画にしか出ないと思っていたので、
NHKドラマに主演した時も驚いたけど、
(その後のキムタクとのドラマは見なかったんですよね…。
なんかその…ねwww)
今回は神木隆之介クンとの共演という事もかなり大きなポイントで、
だから始まる前からとても楽しみだった。

想像通りというか想像以上に素敵なバディになっていて、
毎回毎回本当に良かったですね。
稲森いずみさんと山本美月さんは意外な一面が見られ、
それもとても良くて好きでした。
ゲスト陣も豪華だったしねwww。

こちらはパート2とか映画とか…ならないのかな。
是非作って欲しいな。
お願いします!!!。
たった10回のバディじゃもったいないよ!!!。
(…と言いながら、
もう6年も『タイバニ』二期、待ってるんですけどね、自分はwww。
でも『タイバニ』はその間に二本映画ありましたからね…。
『ゆがみ』も映画なら!どうでしょう!!。
是非是非お願いします!!!)


計らずも夢中になって見ていたドラマが、
いっぺんに終わってしまう年末。
寂しいけれど…また次なる展開を是非ともお待ちしてます♪。
posted by 夏草 at 01:25| Comment(0) | ドラマとか舞台とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする